世界遺産 富士山情報

富士山頂は何県?

富士山の頂上が3776メートルであることは周知の事実だが、その頂上は一体何県なのでしょうか?

静岡県か山梨県であることは見当がつくもののズバリ答えられる人は少ないはずです。
実はどちらの県でもありません。
富士山山頂は住所のない状況です。もともとこの場所は富士山を神体とする富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)の所有地でした。
徳川家康が関ヶ原の戦いの勝利を記念して、この神社の御本殿を造営したとき、浅間大社に本宮支配を認めることを認めた文書を残しています。 それ以来富士山山頂付近は浅間大社の所有でしたが、明治時代になると政府が神社の領地上納を求め、国有地となりました。

第二次世界大戦後、富士山本宮浅間大社が所有権を主張して訴訟を起こし1974年所有が認められました。 しかし国が譲与通知書を出したのは2004年になってからと、決着までに長い年月を経ています。

静岡県観光部によると現在観測所をはじめとする一部国有地を除いて8合目以上は富士山本宮浅間大社が所有しているとのことです。 山頂の山小屋の電話や山頂郵便局、観測所の住所は静岡県になっています。山頂の県境に関してはうやむやのままで、今後確定するまでには時間がかかるだろうとのことです。